TUTORIALはクリアできて当たり前の基礎訓練です。
ところが、FINAL TRAINIGだけはスコアが付き、RANKが出ます。
通常は「実に見事だ。これ以上教えることはない」と教官に言わせれば良いのですが、実はその先に全ての試験項目について最高ランクであるRANK Aを目指すという挑戦が残ります。
そして、実は全てRANK Aを取るのは実は楽ではないのです。
特にGUN(機銃)が難題になる可能性があります。
ミッションの内容をじっくり検討し、無駄のない行動を取らねばなりません。
検証飛行 §
とりあえずこれを書く前に軽く飛んだ成果です。
- FLIGHT SKILL SCORE 9000 RANK A
- MISSILE SCORE 1800 RANK A
- GUN SCORE 1300 RANK A
- SPECIAL WEAPON SCOER 2100 RANK A
- TOTAL SCORE 14200 RANK A
全RANK A獲得です。
FLIGHT SKILL §
円をくぐります。
難しいことはありません。
的確な飛行操作ができていれば、難なく全てくぐれるでしょう。
ちなみに、円をくぐるときポイントを獲得という説明が出ますが、実はHUD上のSCOREには反映されていません。
通常ミサイル §
ともかく根性で頑張れ! でも何とかなります。
地上のTANKは通常ミサイル1発で仕留められるので、割と素早く地上の敵を一掃できます。なので、まず地上の敵を片付けてから空戦を行っても良いでしょう。
空中の敵はMIG-21BISですが、割とよく旋回して回避します。思いっきり減速して後ろに回り込むようにすると良い良いようです。
上手く編隊の背後を取って連続で落とすのも良いやり方だと思います。、
機銃 §
さあ、難題です。
ここで登場する敵は、以下の通りです。
- 輸送機C-130 3機編隊×3 自機前方至近距離の空中を自機から離れていく
- 地上の敵(TANKとAA GUN) 自機前方の地上
- 戦闘機MIG-21BIS 自機前方遠距離の空中から自機に近づいてくる
ここで起こる罠がいくつかあります。これは周到に練られたゲームデザインの成果でしょう。以下、それを列挙します。
- 目の前の輸送機を攻撃に行き、そのまま輸送機編隊を攻撃していると地上の敵を通りすぎてずっと先に行ってしまう (地上の敵を攻撃に戻るのが大変)
- 地上の敵を攻撃していると、輸送機は先に行ってしまい、戦闘機が近づいてくる。地上の敵を撃破してから空の敵に目を向けると、なかなか撃墜できない俊敏な戦闘機が目の前にいたりする。これを攻撃しているとあっという間に時間を使い切る
ここで重要なことは、短時間で大きな成果を出すには、機敏に逃げ回る戦闘機を追っては駄目ということです。
まず、地上の敵は確実に撃破し、空中の敵は輸送機に限って仕留めます。
そのためには以下のような手順を取ると上手く行く感じです。
- まず最も近い輸送機は一時棚上げにして、地上の敵を全て仕留める
- そのあと、右ないし左の輸送機編隊から順に仕留めていく (大型機C-130は必ず爆発するので、残骸と衝突する危険はない。ぶつけるつもりで突っ込め!)
- 戦闘機は一切攻撃しないようにする
これをきちんと意識的に行うことで、上記の「罠」を回避できます。
無誘導爆弾 §
難しくはないのですが、1つだけ罠があります。
それはたいていの敵車両グループはUGB1発で仕留められるのに、自機初期位置から右前方の敵車両グループだけは1発では全車両を仕留められないことです。
しかし、UGBの弾数には余裕があるし、スピードを上げ気味に飛んでいれば時間のゆとりもあるので、さほど怖くはありません。
むしろ、慌てて不正確な攻撃を行ってUGBを無駄にすると、通常ミサイルや機銃と比較して弾数の制限が大きいために、時間はあるのに弾切れで攻撃できないという事態も起こりえます。落ち着きが最大の武器でしょう。
オマケ §
FINAL TRAININGの試験開始直後は作戦エリア外ですが文句を言われません。
面白い現象ですね。
感想 §
やはりここでのポイントは必ず爆発してくれるC-130でしょう。
ぶつけるつもりで突っ込め……という空中射撃の基本を実践できます。
一般ミッションでは撃破しても残骸が残って、それと空中衝突という危険があるので、ぶつけるつもりで突っ込むと本当に当たります。MISSION 04『初陣』のB-1Bあたりには本当に何回もぶつかった記憶があります。ミッションの最後の頃には通常ミサイルが尽きて、必死に銃撃でTGT B-1Bを落とそうとして、やってしまったわけですね。